〜お茶とごはんと本〜

BL小説に出てくるメニューを作ってみたり失敗したり、つぶやいてみたりしています。
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オムレツ  酷いくらいに / 高遠琉加(著
 オムレツ

酷いくらいに / 高遠琉加(著


すごく久しぶりの更新。。。
久しぶり過ぎてどうやって更新するのか一瞬わからなくなってしまうぐらいの鳥頭な自分がこわい。。。

フレンチレストランで働く見習いシェフと翻訳家のお話。
良く出来た兄にコンプレックスを感じ、エリート志向な家族に馴染めず独立心旺盛な次男はフレンチのシェフ見習いをしています。
苦手な兄があるとき家に連れてきた足の不自由な儚げな男性に一目惚れしてしまい、そこから叶わぬ恋に焦れる次男の片思いが始まるわけなのですが。。。

兄の恋人と知りつつも心惹かれてどうしようもない広見(次男)が、壊れもののように大事に扱われる秋に自分も優しくしてあげたいと思いながらもいっそ壊してしまうぐらいに酷いくらいに抑えつけて自分のものにしてしまいたいという激情を心に秘めて秋と接している、ギリギリぐらぐらしている心の揺れが切なくて素敵です。

お兄さんは一見とても良い人で、でもほんとは打算的でズルイ人で、でも本当の本当は孤独で自信の無い淋しい人でした。
好きか嫌いかで分けると私はこういうタイプの人は嫌いなのですが、ひと皮剥けるととてもいい男になりそうな、、、どうかな、、そんな気もするようなしないような(どっち?)。
なんかそうやって考えてると兄も愛おしく感じるような、そうでないような(だからどっち?)。


今回のメニューは、オムレツ。
作中でも語られていますが、本当にオムレツって奥が深い。
もうもうもう、絶妙な火のとおし加減がとてつもなくむずかしくて私には無理。。。
毎朝ふわとろのオムレツ、程良く温められたフランスパンにエシレバター、手作りドレッシングのかかったサラダ、スープなどの朝食が食べられる秋が羨ましい!
エシレバターはほんとに美味しいよね。高いので滅多に食べられないけどね。





更新が滞っておりますが、まだまだ当分バタバタしているので、次の更新はまたしばらく先になりそうです。
ブログのカレンダーシステムが、その月に全く更新しないと次へのボタンで飛べなくなってしまうようなので、出来るだけひと月に一回は更新したいと思っているのですが…いっそちゃんとお休みしようかなぁ。
JUGEMさん一時休止モードがあるみたいだしなぁ。


高遠琉加【料理レビュー】 - -
薄切りポークのトマトソース  アナタの見ている向こう側 / 火崎勇(著
 薄切りポークのトマトソース

アナタの見ている向こう側 / 火崎勇(著 から


この主人公いいなぁ。すごく素敵。
ツンデレなのかな?女王様系?
とは言え女っぽいわけでもなく、ツンツンし過ぎのどうかすればヒステリックなツンツンでもなく、落ち着いた色気のあるノンケないい男。
仕事ができて、美形でモテて、お金もあるし、自信もあるし。
そんなところをちっとも隠していなくて、何か言われても「しょうがないよね俺がいい男だから」とさらりと言ってしまえるぐらいの自信過剰な人なのですが、変に嫌味な感じがなくてこれは大変さらりと爽やか。
そしてそんな宮本が初めて本気で恋に落ちたのが、自分の可愛い後輩に熱〜い視線を送るカフェのシェフ関東なのです。
不器用な恋がキュンキュンです^^
宮本かわいいよ宮本。


柴犬な後輩と同僚の恋愛も気になるな。
こっちも読んでみたい!
それでみんなみんな柴犬の尻に敷かれるといいと思う。
きっとなんだかんだで全員幸せ感じちゃうんだよ、きっと。


本日は「かなりあ」のランチメニュー。
アラカルトも充実したしっかりと美味しい食事のできるカフェなのです。
いいね、ここ通い詰めたい^^
そこで宮本が注文した「薄切りポークのトマトソース」。
仕事を持ちこんで、出来立てを食べずにすっかり冷めるまで放置しておいたら怒られてました。
そうそう。ごはんは温かい内に食べようね。


火崎先生初読みでした。
ある程度大好きな先生が何人か見付かってしまうと、そのローテーションで満足してしまうのですが、時々こうして新たに好きな先生と出会えるとうれしいですね。
次はなに読もうかなぁ。

火崎勇【料理レビュー】 - -
朝ごはん  LinS ―リンス― / 烏城あきら(著
 おにぎり、味噌汁、漬物

リンス / 烏城あきら(著 から


これいいな。
学生時代からの女友達に勧められて、初めてお洒落な美容院に行ったことから出会った二人。
美容師×お客さん、なお話。
夜遅くの、本当なら営業時間外なのに嫌な顔一つせず丁寧にシャンプーをしてカットをしてもらって、初めての美容院をすっかり気に入ってしまった惇。
それからまたカットの様子を見たいからと美容師の石蕗に呼ばれて再び訪れて、今度は二人で飲みに行くことになります。
何故か惇はやけに石蕗にドキドキしてしまって、妙にハイテンションでお酒をどんどん飲んでしまって正体不明に。
気が付けば石蕗の店舗兼自宅のベットに寝かされているわけなのですが。。。

シャンプーって上手な美容師さんに当たると本当に気持ちいいですよね。
うっとり虜になってしまう惇の気持ちもわかるのですが、こちらのお二人はもちろんそれだけじゃ済みません^^

惇視点で進むお話なのですが、石蕗の心の内が分かるととても可愛いんですこの人。
そして可愛いと同時にちょっと可哀想でもありました。
若い頃に苦労をした人というのは、自然と無理をしてしまう癖のようなものがついているのか、痛々しいなぁ。
途中、びっくりするような事件も起きるのですが、頑張って来た分ちゃんと優しい人たちが周りに居てくれてほんとによかった。


今回のごはんは、お泊りした翌日の朝ごはん。
昨晩のあれやこれやなお疲れでこんこんと眠る惇の為に石蕗が作り置いた、おにぎりと漬物と味噌汁。
おにぎりは手作りなのですが、お味噌汁はインスタントでした。
手作りブログ的には残念というべき所なのかもしれないのですが、実はこういうの大好き。
頑張り過ぎない男メシって感じがいいんです^^
インスタントはインスタントのウマさがあるよね。
お漬物はどんな種類なのかわからないのですが、我が家の冷蔵庫に野沢菜しかなかったので、そいつをちょいちょいと置いときました。
そんなんでちょうどいい感じのゆるり感^^


烏城先生のお話、いいな〜。
あれもこれも好きなのだけど、ごはん描写があまり出てこなので全てを載せることができないのがちょっと残念。
でも小説が面白いのが一番なので、やっぱり大好きなのであります。

烏城あきら【料理レビュー】 - -
ランチプレート  きみの目をみつめて / 崎谷はるひ(著

 ランチプレート

きみの目をみつめて / 崎谷はるひ(著 から


『きみと手をつないで』の続編。
ここのカップルは可愛いなぁ。
絵にかいたような引き籠り新堂が積極的に人に会ったり外に出たり、挙句仕事関係とはいえどもメル友まで作ってしまって香澄さんは心配です。
そりゃあそうです。あの引き籠りにも程があり過ぎるあの新堂ですもの。
新堂は新堂で心配事があって、成長しなきゃと一生懸命なのですが、ほんとね、なんて可愛いんでしょうね、この人たち。
お互いの心配ごとの空回りがね、もうね、、、このバカップルめ^^

きみと手をつないでから2年経ってました。
二人の結びつきや相手を思う気持ちはより強くなっていて、新堂は香澄さんに教育?されていて、非常に濃ゆい感じに仕上がっております。
香澄さんってば、無垢な新堂をこんなに自分色に染めちゃって。

そして、英も可愛かったですね。
とてもいい人なので幸せになってほしいです。


本日は香澄さんが作ったランチプレート。
ここのところ身も心もどっぷり疲れて料理を楽しめる余裕が無かったのですが、香澄さんごはんに癒されました。
すし酢とナンプラーな味付けが、ほんのりエスニック風味でご飯に合う味付けで美味しかったです。


崎谷はるひ【料理レビュー】 - -
ビーフストロガノフ  捨てていってくれ / 高遠琉加(著
 ビーフストロガノフ

捨てていってくれ / 高遠琉加(著 から


『犬と小説家と妄想癖』のスピンオフ。
…と書いて今気がついたのだけど、犬と〜の方アップしてない。。。
しかも高遠先生初アップだ。あれもこれも好きな作品いっぱいあるのにびっくり。

出版社でバイトをしている大学生×編集長、のお話。
大変素直でカワイイ年下ワンコ攻めです。
とある日、残業で残っていた二人がひょんなことから体の関係を持ってしまい、、、というはじまり。
セフレがEDだと知って部屋から蹴りだし、ぷっつり別れたりできるぐらいにドライな沖屋と、そんな沖屋に夢中で仕方がない水梨がとてもかわいい。

今回のお料理でもあるストロガノフも水梨の作ったものなのですが、飲み会の席でついた誰かの香水の移り香が気に入らないと食卓でいきなり裸になるように言われても、パンイチでごはんを食べちゃうぐらいに素直なワンコが読んでいて大変愛おしいです。
そりゃあ沖屋だって内心可愛くて仕方がない筈です^^
でも女王様を好きになっちゃったからには苦労するよね。がんばれ水梨!


高遠琉加【料理レビュー】 - -
いちごと練乳  ご主人と犬3 / 鬼塚ツヤコ(著
 イチゴと練乳 

ご主人と犬3 / 鬼塚ツヤコ(著 から


3巻です。 残念、2巻には食べ物出てこなかった。。。
平が人間になっても思考が犬でカワユイのです。
でも犬のままだからこそ色んな問題も勃発し、、、よかれと思ってしたことが裏目に出たり、なにをするにも不器用で失敗続きで、喜ばせたいのにいつも上総には怒られちゃうしで平くんは大変です。

平の思考は最初から最後まで上総さん大好き!の一言に尽きるのですが、人間社会で生きるにはこのままじゃいけないと、ちょっと頑張ったり、上総にちょっぴり逆らってみたり、成長してみたりもする3巻でした。

竟輔×守のカップルは完全に下剋上でこちらも美味しい^^
グレートデンの竟輔はカッコイイですなぁ〜。
竟輔は最初から守のことを飼い主ではなくて、番(雌?)として認識しているようで、こちらもあれこれ楽しいです。


今回はイチゴ。
上総が熱を出した時に平が買ってきたもの。
八百屋のおじさんがおまけにつけてくれた練乳をかけて大喜びな平でした。



鬼塚ツヤコ【料理レビュー】 - -
焼きそば  ご主人様と犬1 / 鬼塚ツヤコ(著
 焼きそば

ご主人様と犬1 / 鬼塚ツヤコ(著 から


ワンコ的な人間ではなく、ほんとにワンコ。
ご主人様が好きで好きで大好きでもっとずっとそばにいたいと願ったら、ある日人間になりました。
ご主人×犬 と、犬×ご主人の二つのカップルのお話です。
この巻では、売れっ子俺様ホスト×雑種のワンコがメインカップルでした。
そう、この巻……つ、続きものなのです!
びっくりした。
ここで終わっちゃうのかと、駅のベンチで声をあげそうになっちゃいましたよ。

俺様ホストの上総は、突然現れたみすぼらしい裸の男に驚いてベチンとひっぱたいてあっち行け!とするのですが、元犬の平は上総が好きで好きでしょうがないだけのただの犬(今は人間)なので、どんなに上総に邪険にされても好き好き好き!と全力ですり寄って行きます。
何を聞いてもまともな答えが返ってこないし、どうやら本気で自分のことが好きなゲイっぽいし、なんだか頭がおかしいっぽい。最初は気味悪がっていたのですが、名前は自分が拾ってきた小汚い犬と同じだったり、全身全霊で自分を慕う平に情が湧いてしまい…。

俺様な上総がだんだん平の存在に必死になっていくのが、とても楽しい。
この巻の終わりでは、あああああ!な感じなので、2巻、3巻を用意して読むと良さそうです。
私も明日買って来ます!

今日のお料理は、焼きそば。
平がいつも突然行方不明になるのを心配して、とうとう上総が仕事に行かなくなってしまいます。
ずっと一緒にいてくれるのはうれしいけど迷惑かけてるどうしよう!と心を痛める平が一瞬にしてご機嫌るんるんになってしまった上総の手作りの焼きそば。
焼けたソースと上に乗っかった目玉焼きが美味しそうです。


鬼塚先生初めてでした。
最初が良い出会いだととてもうれしい♪
2巻も楽しみだー!
鬼塚ツヤコ【料理レビュー】 - -
ガトー・アナナス  ビター・スイート・レシピ / 月村奎(著
 ガトー・アナナス

ビター・スイート・レシピ / 月村奎(著 から


パティシエ×引きこもりくんのお話。
大学受験に失敗し、大好きなお婆ちゃんを亡くした健太は、なにもかもが立ち行かなくなってしまい、亡き祖母の家で引き籠っています。
商店街にある錆びれた手芸店兼自宅。
お店はずっと締めたまま、お婆ちゃんが残したたくさんの手芸道具で、日がな一日もくもくとレース編みをしているのですが、そんな健太のところに宇佐美が現れます。
宇佐美は自分のお店を出したいと貸店舗を探しているのですが、それがここの雰囲気にぴったりなので是非とも貸してほしいと持ち掛けます。

宇佐美の作るガトー・アナナスがとても美味しそうなんです。
カラメル風味のパイナップルを使った塩スイーツ。
作り方のコツなども載っているので、今回は作り易くて助かりました^^
そうか、このお菓子はガトー・アナナスというのですね。
以前とても美味しい焼き菓子を出すお店で、パイナップルのアップサイドダウンケーキとして売っていたのですが、うん、たぶんこれなんだな。
底に敷いたパイナップルが焼いた後にひっくり返して上に来るのです。
ふむふむといろいろ勝手に一人で楽しかったです^^
月村先生はきっとお菓子とかパンとかご自分で作られるんだろうなぁ。
本を読んでいるとそんな感じがしました。
そして素朴でやさしいお菓子やパンたちは、月村先生のお人柄なんだろうなぁ〜なんてお会いしたこともないのに勝手に想像してみたり。

題名のとおり、ちょっとビターで甘くて可愛いお話でした。
健太はいろいろこれからです。
何も変わっていないと言えばそうなんだけど、顔を上げて前を見られたらそれまでと同じ日常もすこし違って見えるのかもしれません。
青年に悩みはつきものだけど、宇佐美と二人でのんびり自分に合った人生を歩んでくれるといいなぁ。

月村奎【料理レビュー】 - -
クラムチャウダー  偏愛メランコリック / 夜光花(著
 クラムチャウダー

偏愛メランコリック / 夜光花(著 から


た、たのしい…!
夜光花先生の書かれる変態変人、おもしろ過ぎる。

ビスクドール作家の夏目と、ビスクドールの本を出すことになった出版社の担当さん敦彦のお話です。
先輩が怪我で入院することになり急遽白羽の矢が立ったのが、新米編集者の敦彦。
実は敦彦は人形が大の苦手なのです。
しかもその人形作家は偏屈で有名。まずは挨拶にと家まで訪ねるのですが、話はおろか家にも上げてもらえないだろう、むしろ人形と顔を合わせないで済むからその方がいいなどと編集者にあるまじきことを考えながら訪ねると、何故か当の作家先生様は敦彦のことをひと目見て気に入ってしまったよう。
でもその視線がなんだか熱過ぎるような、、、何かがおかしい。。。
そんな始まりなのです。

人形作家の夏目のピントのずれた激しい勘違いの連続が、とにかく楽しく変人でおかしく変人でちょっとほろりとするけど変人ですばらしかったです。ビバ変人!


今回のお料理は、クラムチャウダー。
敦彦が本のインタビューに来る時には、必ず手の込んだ料理でもてなす夏目。
凄いのは人形作りだけじゃなく料理もプロ級のようです。
この方はとても貝が好きらしい。



夜光花【料理レビュー】 - -
団子  鬼に嫁げば / 高将にぐん(著
 団子

鬼に嫁げば / 高将にぐん(著 から


高将先生のお話ってなんでこんなに可愛いんだろう!
日本昔話風な設定とか鬼とか、もうほんとに可愛くてどうしたらいいのか。

剣士が花嫁に扮して鬼に嫁ぐのです。
なぜなら、悪い鬼を退治する為に。
鬼は、村一番のべっぴんさんをもらいにきます。
花嫁に扮した紅葉をひと目見て、鬼は「気に入った!」と紅葉を担いでてってけて〜と山へと帰って行きます。
鬼のシンに連れられ山道を行く紅葉が見たものは、恐ろしい鬼の形相…はお面で、その下には人の良さそうな青年の顔。
紅葉の知る鬼は、雷を落したり人間に悪さをしたりな極悪非道な筈なのに、何故かシンはツノも牙もなくて、一番好きな仕事は花を植えること。
それでも鬼は鬼!と寝首をかくチャンスを狙っている紅葉ですが、紅葉の作る食事を美味しそうに食べたり、紅葉は働き者だ、紅葉はやさしい、と何も知らないシンは紅葉にべた惚れで、そんなシンと接するウチに紅葉も調子がくるってしまってしまい。。。


出てくるお料理も素朴なものばかりで、白飯や煮物や青菜や味噌汁。
そんな昔話の中ではありふれた料理がすごく美味しそうです。
今回作ったのは、祭りで振る舞われた団子。
鬼の集落に住む女たちと一緒に団子を捏ねているのですが、お湯で火傷してしまった紅葉はお手伝いが出来なくなったしまったので、シンと一緒に楽しむ方にまわります。
お箸がつかめない紅葉に代わって甲斐甲斐しく口元に食べ物を運ぶシンがお馬鹿でたいそう可愛いです。

節分に因んでみたつもりだったのですが、団子が出てくるシーンは中秋のお月見団子なのですよね。ちっとも因めてない。。。


団子2

きなこと餡子で食べました。
こんな鬼ならいつでも大歓迎です^^
めでたしめでたし。




高将にぐん【料理レビュー】 - -
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